ISBN:978-4-434-31971-6
定価:\1400+税

作品概要

『特撮ヒーローの怪人達が「人権」を訴えて選挙に立候補!?一体どうなっちゃうの!?』

東京都練馬区大泉学園にある、特撮ヒーロー制作会社『宝映』屋上の神社で、新作の成功祈願が行われていたが、二日酔いで現れた監督は、神事を誤り祭壇をメチャクチャにしてしまう。すると怒った女神が現れ、今まで倒されてきた怪人達の怨念がもう抑えきれぬと言い、怪人達を現実の世界に放つ。人間達への復讐をしようとする怪人達に、女神は『人間との共存』を命じる。かくして、人間界に溶け込もうとする怪人達の奮闘が始まった。物語のカギを握るのは、尻尾があることを除き、人間と変わらぬ容姿を持って生まれた、怪人カエル人間の息子のケロ太。がんばれ!ケロ太!カエル人間!そして怪人達!人間との共存を勝ち取るのだ!

『さらば!全ての特撮ヒーロー達!今、全ての「人類」が感動の涙を流す』

異色の経歴を持つ新人児童文学作家「きみはらなりすけ」が放つ、衝撃の空想特撮ファンタジー!「怪人家族の総選挙」

『怪人にだって「家族」が居るかもしれない』

横浜国立大学教授 板垣勝彦先生推薦!(行政法専門、特撮ファン)
「子どもたちにはもちろん、大人たちにも薦めたい1冊である」

著者紹介

きみはら なりすけ(本名:鈴木公成)
福島県須賀川市出身。幼い頃に見たアニメや特撮ヒーローの影響からか正義感が強く、成人後は政治家を志し市議会議員を一期務める。その後、東日本大震災を経験して人生観が変わり、人々の心に残る美しいものを作りたいという考えに至り、自伝的選挙啓発映画「ニート選挙」を製作。その後、本格的に映像の仕事をしようと上京。撮影所での経験から着想を得て本作を執筆し、児童文学作家デビュー。映像化も目指している。