ISBN:978-4-911093-18-4
定価:\1400+税

作品概要

淹れたてのコーヒーが、時間の経過とともに冷めたコーヒーになるように。
光り輝く鉄も、いつか酸化し錆びるように。
日頃の整理整頓を怠れば、いつかゴミ屋敷の状態になるように。
私たちのいのちも、いつか自然の土に帰るように。
『この世の全てのものは、秩序ある状態から無秩序の混沌化と不確実で曖昧量が増加する一方向の状態に変化(エントロピーの増大)し、外部のエネルギーを加えない限り、その方向性を逆に変えることはできない』
これは【熱力学の第二法則】と言われるものです。老若男女の一人一人の自由意志による【目的思考】を熱力学の熱量にたとえて、今日の日本に蔓延する閉塞感の現状を打開する問題解決の試み。一人でも多くの国民が【目的思考】の重要性に気づくきっかけになる一冊。

著者紹介

塩越隆夫
1953年北海道生まれ。
学生時代2年半バッグ・パッキングで一人旅に出る。ノルウェーで労働許可書を取得し、ユースホステルで就労。帰国後、直ぐに大学を退学。国際学会に出席する予定の大学の先生を対象に、英会話教材の訪問販売や民間経営コンサルタント会社を経て、シンクタンク総合研究所で経営管理、病院の看護部門の管理・監督、リスクマネジメント、リーダーシップ、思考過程、職場内の人の問題の扱い方など看護師の生涯教育に携わる。
1999年、ケアフォーム総合研究所有限会社を設立。病気・介護予防を目的に、車いす対応ユニバーサルデザイ設計の美容室を全国ではじめて札幌市に開店。
2003年、エステ・ティシャンの資格を取得。美容室の店内に施術コーナーを設け、美容サービス業と合わせて姿勢改善、呼吸法改善、柔軟性、ダイエット、マインドフルネスの教育支援を行う。
認知症を予防するための教育研修事業を計画中。