ISBN:978-4-910692-65-4
定価:\1400+税

作品概要

母親の死に際して、過去を振り返り、浮かんで来た懐かしい想い出を辿ってみた。そこは今も鮮明に描く事の出来る心の中のリアルワンダーランド。
消えて行かない思い出に触れる事で、忘れかけていた大事なモノを呼び覚ましてくれた。今まで生きて来た人生の節目、節目でスパークした形容詞の付いた想い出は間違い無く自分にとって一番信頼できる保存データー。そこから導き出された答えに、これからの自分の人生に於いて必要とされるモノ、自身の在るべき姿を模索し観た。
ターニングポイントに於いて、ただその場凌ぎで描いた都合の良い夢は叶う事はなく、意識を変えて走り出した時に、風の匂いと真実の世界の色と風景、物事の本質が浮かんで来た。ノンフィクションでAutobiography 視点から抽出された豊かなエッセンスを盛り込んだ社会派エッセイ。

人は大きな嘘ほど騙されやすく、日本に於いては特に、騙されている事さえも自ら正当化させられる程、洗脳されている。例えば日本の現在のマスクの使用状況一つとっても、世界から観たら異常、異様でしか無い。
Covid-19の本質が暴露され、マスクの機能、有効性も十分認知されている今でさえ、人前ではマスク着用がマナー、エチケットとされている。
これはマナーでもエチケットでも無く、日本人に根付いている悪い意味で
「体裁」と言う惰性に過ぎない。非常に愚かな事だ。
国民一人一人は本質を見抜く意識を持ち、自分達が出来る事を行動で示す。
健康な人は曖昧な根拠の基に惰性で着けているマスクを脱ぎ捨てる行為をしないと日本に於いては本当の意味でCovid-19(都合よく造り出された社会)からの脱却をしたとは言えない筈だ。

Covid-19やワクチン、ウクライナ、アメリカ、ブラジルの大統領選の不正、その他、世界で起きている大きな事象や変異、全てリンクしており、その本質が表の世界に徐々に暴露されつつある。もう今までみたいに止める事は出来ない。
少なくとも100年以上前から、この世の中は西側グローバルエリート、コントロール下の大きな、大きな虚偽の世界の中で廻り続けて来た。今、光刺す変革の時、そう気付いた時から僕の中でも全てのモノに対する意識の革命が始まった。

自分の記憶の中にアーカイブされた大切な思い出が僕の中で動き出す。その夜、気が付けば一気に第1章と2章を描き終えていた。本を読むのが嫌いな僕が描いた連れ連れた想いだから一気に読み干せてしまう筈。本能が示す通り、コンセプト設定も描き直しもしていない。書道で言う、「一筆書き」の様にその刹那に湧き上がる想いを一気に書き上げた。
ワクワクしながら読んで頂き、読み終えた後に仄かに爽快感を感じて頂けたなら本望です。

半音上がりの音符を読み取って行動していたつもりなのに
何も出来ぬままやり過ごした午後に
肩に重くのし掛かる気怠さ
夢中になり夜通し突き抜けて 
何かを掴んだ通り過ごした朝の
安堵に満ちた爽快な達成感
僕は忘れはしない・・・

著者紹介

晴野康史
俗称 Yasu Ron Fine Field

大好きな洋楽の世界を、異国への憧れ、アメリカでの生活体験を基に
直面している現代社会に向き合った視点で描いた
SNSでの投稿が好評を得て、現在までに5冊のエッセイ風訳詩集と1冊のオリジナル詩集をリリース。
現在は瀬戸内海に面した山口県在住。
不器用で手に職は無いが、10個以上の建築関係の公的資格を持つ
イノベーションクリエイター。
何事も、可能性が有ると思えたなら可能にしてしまうがモットー。
金太郎飴の様な個性の無い生き方を嫌い、勢力に対しては絶対に服従しない。
趣味は洋楽と車、普通に本を読むのは嫌いで、哲学書と色んな図鑑、写真集、絵画を眺めイメージ力を養っている。
好きな食べ物、蕎麦、うどん、文旦とざぼん。
翻訳、文筆業はもう一人の自分の表現の場として、
誰かに何かを伝えられればと考えている。