ISBN:978-4-910692-12-8
定価:\1600+税

作品概要

ある日、元外務省の人間が事故死する。この人物は過去にある事件に関わっていた。
1ヶ月後、元財務省の人間の刺殺事件が起こる。この人物も過去に別のある事件に関わっていた。死んだ人物が関わった2つの事件は、江里原たちがチームを組んで解決した事件だった。つまり、江里原たちのチームは2つの事件に共通で関わっていた。江里原はチームの仲間に注意するように連絡をするとともに、事件についての検討も始める。
江里原たちは警察も掴んでいない2人に共通する情報を持っており、この情報をもとに調査を進める。警察も刺殺事件の捜査を進めるが、なかなか真相には近付かない。
警察の状況を把握していた江里原たちは、参考までに知り合いの刑事に情報提供を行う。しかし、証拠がない点を指摘され、さらに調査を進めるように促される。そして、調査を進めた結果、亡くなった2人の家族に関わる悲しい事実に辿り着く。事件の全貌が見え始めたとき、新たな事件が起き急展開をみせる。

著者紹介

七宮 凌士(しちみや りょうじ)
1961年大分県生まれ。1983年大学卒業後、コンピュータ関係の会社に就職。
以降プログラマを経てシステムエンジニアとなり、現在に至る。