ISBN:978-4-910692-04-3
定価:\900+税

作品概要

EX国家公認死刑執行団
飲酒運転で六名を死亡させたにも拘らず裁判で刑期五年。その後荒川河川敷で焼身自殺。新宿で通行人八名をナイフで無差別に刺した犯人、裁判で心身喪失と鑑定され無罪。結審二ヶ月後に病室で青酸カリによる中毒死。。埼玉ストーカー事件、一家四人を刺殺、犯人は裁判で人格障害による心神喪失状態と鑑定、五年で仮釈放、しかし、東京拘置所にて青酸カリ自殺した。インフルワクチンの中に溶連菌混入事件が起こり、三十五名の子どもが死亡。真犯人は鴨川市の海岸で犯人の死体が上がった。薬物混入事件で七人死亡。血中からアコニチンが検出、トリカブト中毒と断定。容疑者は証拠不十分で無罪。その後夫を湖に車ごと転落水死、八千万円の保険金を搾取。その後も保険金目的で殺人を繰り返す。犯人はマンションの風呂場で水死。
これらは五年前に国家公安委員長の命でEX死刑執行団が組織された。EXは再犯の可能性が高い場合、死刑執行を行える特別組織だった。

アスペル触法少年
侑芽は十七歳の時、西尾大亮と交際し妊娠。西尾は逃げたが、侑介を出産。侑介は奇行が目立ち四歳でアスペルガーと診断。西尾は侑介を十二歳時に認知し定期の面会を許された。ある日西尾は橋から転落死、殺人事件の捜査が開始された。侑介は昆虫ショップで買ったクワガタが車窓から橋の欄干まで逃げ、西尾が捕まえようとして川へ転落したと供述。家裁は過失致死として触法少年の侑介を観察処分。侑介は母の侑芽だけに真実を語った。

著者紹介

筆名:いの りはく、本名:井埜利博(いの としひろ)
1951年1月25日生まれ
埼玉県熊谷高校卒業
順天堂大学医学部卒業
医療法人いのクリニック理事長・院長
群馬パース大学客員教授
埼玉県熊谷市文化功労者
熊谷市医師会看護専門学校校長(2006年~2020年、14年間)
  
著書
グロースタウン、国家公認EX死刑執行団、四次元ハイスクール、白衣天使のゴースト、フェードアウト他