ISBN:978-4-910692-57-9
定価:\800+税

作品概要

 二〇一五年から二〇二一年までの七年間に詠んだ百五十二句を収録した第二句集。

「あとがき」より
 二〇〇七年に国立市のカフェ「キャットフィッシュ」のマスター関増雄さん(俳号猫魚)にお誘いいただき、「ほんやらなまず句会」に参加して俳句をつくるようになりました。最初は句会よりも終わった後の飲み会を楽しみに通っていました。
 二〇〇九年九月に秩父・皆野町で開かれた「金子兜太氏の卒寿を祝う会」に参加。当日投句した「何匹の蟻を踏んだか六十歳」が佳作入選し、兜太さんからお言葉をいただいたのをきっかけに俳句と真剣に向かい合うようになりました。
 第一句集『乱雑な部屋』のあとがきで《「ここまでしか至っていない」を「ここまでは来た」と考えるようにした。一句でも気に入っていただける句がありますように。》と書きましたが、今も同じ思いです。

著者紹介

西村小市 にしむらこいち

1950年  神戸市で生まれる
2007年  「ほんやらなまず句会」参加
2012年  「街」入会
2013年  「童子」入会
      「いつき組」組員となる
2015年  句集『乱雑な部屋』(マルコボ.コム刊)
2017年  「花芭蕉句会」参加