ISBN:978-4-910205-90-8
定価:\1600+税
作品概要
この世に存在するあらゆるものは皆”AUM(創造、維持、破壊)”のサイクルで循環していくもの。
闇(破壊)があれば光(創造)があり、光(創造)があればそれもまたやがては闇(破壊)へと移り変わっていくように、闇も光も皆、本来は同じ性質の中で”繋がっている(yuj=yoga)”という事を”AUM”の表すこの世の根本原理と考えてみるならば、この世に生きる私達人間という一つの存在もまた、時には闇に傾き、時には光にも傾きながら、揺れや迷いといった心の動きを、なんだかんだ繰り返してしまうのが常なのかもしれません。
闇(破壊)も光(創造)も、どちらも私達にとって欠かす事の出来ない大切な要素として受け入れながら、お互いからお互いを優しく見つめるように、その中心にあるものをよく眺めてみましょう。
そこには、闇と光を繋ぐそこにある変わらないもの、即ちそこに”維持(U)”され続けるものの性質が”気付き”や”閃き”といった瑞々しい感覚と共に潜んでいるのです。
本書はタイトルにヨガとはありますが、解説書のようなものではありませんので、あまりヨガという言葉に縛られることなくお読み頂けます。
嫉妬したり自信を失ったり後悔したり・・誰もが抱える人間のちょっとした弱さのようなものを入り口にしながら、最後には自然と”あぁでもこれでいいんだなぁ”と自分で自分を受け入れていける、そんなささやかな前向きな気持ちを、読後の余韻としてお届けできたらなと思っています。
著者紹介
1984年山梨県生まれ。神奈川県在住。
本作において、作家デビュー。
タイトルにあるヨガについは、2019年東京都町田市にあるRISHIKESH YOGASHARAにて学ばせて頂きました。
その後、高野山へと渡り、当地の寺院にて宿坊業務に従事する傍ら、本作を執筆。
HPではコラム記事もいくつか掲載してますので、良かったら覗きに来て下さい。
「LIFE INCLUSION」
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