ISBN:978-4-434-34908-9
定価:\1400+税
作品概要
ファンタジーならではの独特な宇宙論で展開される不思議な世界
ヒカルとリサに仄かに芽生える恋と冒険の旅
天の川銀河のコアには「虫喰の森」と呼ばれる異次元世界があり、銀河の成長過程で発生する過剰なエネルギーを制御して銀河系を安定化させる、言わば異次元のスタビライザーとして機能している。虫喰の森はワームホールの中継地にもなっている
。早春のある日、記憶を失くした少年(ヒカル)が虫喰の森に迷込む。不思議な森の仲間たちに助けられ、ダーク(銀河の文明を滅ぼすマイナス・エネルギー)の配下にあるゼナーゼや黒い魔法使いと戦いながら東の森で希望の剣を授かり、南の森、西の森と旅を続けるうちにヒカルは逞しく成長する。南の森ではダークに幽閉されていたダイノスから来た少女リサを助ける。彼女も勇者の剣を授かっていた。ヒカルは何故異次元の森に迷込みゼナーゼや黒い魔法使いに襲われたのか? そこには秘められた理由があった。
著者紹介
平井としお
1949年東京生まれ。
薬剤師、薬学博士。R&D(研究室)で分析化学、代謝・薬物動態学を専門とする新薬開発の基礎研究に携わる。
(財)埼玉県生態系保護協会新座支部長(1992-2014)。
2022年より作家活動を開始する。