ISBN:978-4-911093-96-2
定価:\1600+税

作品概要

アフターコロナの閉塞した現代社会を生きる、全ての人々への応援歌!
夢と希望を失い、活力をなくしてしまったこの国を元気にする、希望の物語。
 
遙か4光年以上も離れた惑星の住民である彼は、ある日たまたまキャッチした地球からの電波を解析し、そこで見た日本製のアニメに感動し衝撃を受ける。
彼はアニメような素晴らしい世界を夢みて、はるばる日本の東京へとやって来るが、実際に見た人々の表情はあまりに暗く、笑顔の無さに失望する。
そんな中、街で出会った歌手志望の女性―長山咲から、人々を笑顔にする芸人という職業があることを知り、彼は芸人になることを決意する。芸人志望仲間の野々宮さとしと共にコンビを組み、様々な苦労の末、舞台に立つことになるが、彼がそこで得た答えとは……
大型新人が満を持して放つ、笑って泣ける感動のハートフル小説、ここに登場!

著者紹介

叶龍人(かのう・りゅうじん)
1963年大阪生まれ、放送大学教養学部卒業。
日本一長い商店街として知られる、大阪天満の天神橋筋商店街で生まれ育つ。
元来多趣味で、ミュージシャンやダンサー、画家等を志すが、服飾デザイナー、画商、不動産会社勤務を経て、家業の不動産業を受け継ぐ。
読書は、子供の頃から最も長く続いている趣味で、三十代後半から小説を書き始める。
翌年、書き上げた処女作である長編小説を某大手出版社の公募に初投稿したところ、出版の話しが持ち上がるが、諸般の事情で見送りに。
その後も仕事の傍ら執筆作業を続け、20数年の歳月を経て、念願の作家デビューを果たす。