ISBN:978-4-911093-31-3
定価:\1400+税

作品概要

いつまでも蔓延する不祥事。まるで感染症の如く日本企業と日本経済を蝕んでいます。
なぜ、この感染症を根絶することができないのでしょう?
理由は、単純明快で予防策が全く講じられていないことにあります。では、なぜ予防策を講じないのでしょうか。それは原因と不祥事ウィルスの特性が分析されていないことが原因です。分析できるだけの経験と情報が経営者にないことでより根絶から遠ざかっています。
本書では、著者のメガバンクでの経験と深い洞察を通じて、不祥事問題を新たな視点から捉えています。人間の本能に根差した原因、不祥事ウィルスの特性、日本文化の特徴、経営理念との関係、コンプライアンスの限界、といった複数の要因を快刀乱麻を断つ如く、防止策を提供します。
経営トップや経営幹部は言わずもがな、担当者レベルも不祥事から身を守るための情報が満載の書です。

著者紹介

清水登功(しみず・のぼる)
東京大学法学部、シカゴ大学ビジネススクール卒、MBA。
住友銀行(現三井住友銀行)入行、ニューヨーク支店、総務部、海外コンプライアンス室長、法人営業部長2カ店を歴任。
現在、Office Shimizu 代表