ISBN:978-4-910205-72-4
定価:\900+税

作品概要

いまや人生100年時代ともいわれる。定年退職後の生活は長い。60歳前後のリタイア予備軍世代は、この「定年後」をいかに過ごすかという課題をつき付けられている年齢層ともいえよう。
本書は30年以上主宰してきた編集制作会社を、還暦を迎えた日に突然解散し、歴史小説作家の道へと入った著者が、セカンドライフを模索するシニアのために、作家になるための方法論などをリアルかつ具体的に書き綴った体験的内容となっている。
リタイア後、ゆとりある時間を生かして、小説を書いてみたい、本を出してみたいと考えているシニアには、まさに必読の書。作家デビューをめざす、あるいは「作家生活」を第二の人生の基軸として選択するすべてのシニアに、ご一読をおすすめする。
【目次】
まえがき
第一章 リタイア世代は作家適齢期
第二章 「定年作家」生活七つのメリット
第三章 才能ゼロでも作家になれる!?
第四章 シニアなりの作家デビュー術
第五章 さあ、今日から即、作家生活
第六章 蛇足としてのエピローグ

著者紹介

三日木 人(Mikagi Jin)

昭和25年(1950)徳島県三好市に生まれる。大阪経済大学卒業後、コピーライターや編集マンとして活動し、編集制作会社を30年余にわたり主宰。還暦を迎えた頃、歴史小説家としての執筆活動に入る。
主著に『ヒノイチ!真田幸村忍群伝』(諷詠社)、『北斎夢枕草紙―娘お栄との最晩年』(本の泉社)、さらにNHK大河ドラマ誘致推進協議会の推奨図書となった『新・三好長慶伝―龍は天道をゆく』(幻冬舎)等がある。
また、上記長慶伝につづく、三好長慶シリーズ3部作として『三好長慶の遺命―篠原長房士魂録』(郁朋社より2021年10月刊行)、『われは鬼なり―十河一存』(仮題)の上梓を予定しており、新作執筆の傍ら「シニア作家ことはじめ」「戦国武将のフトコロ事情」など多岐にわたる講演活動を行っている。なお、三日木 人という筆名は、本人の好きな花樹「椿」の偏や旁を分解してつけたものという。
神奈川県川崎市麻生区在住