
ISBN:978-4-911355-34-3
定価:\1600+税
作品概要
重度の知的障害を抱えた弟を抱えた不良少女・玲良。健常者と障害者が本当の意味で共
生できる社会を夢見た勝気な彼女が卒業式の前日に転落死体となって発見される。自殺か
他殺か事故か。真相は闇の中。
「障害者こそがこの社会の障害なんだよ」
最低の言葉を残して父親は姿を消した。残された母親は文芸部の仲間だった僕に希望を託した。玲良の意志は消さない。僕は障害者支援の世界に踏み込んでいく。
だが、そこは何一つ清廉潔白などではない弱者たちのひしめく偏見と妥協に満ちた世界だった。
〜あの日、君が描いた楽園は決して届かない幻影だったのでしょうか〜
著者自身が10年間見続けた「障害者支援の現実」を暴き出す戦慄のルポルタージュ。
著者紹介
和久井志絆
