
ISBN:978-4-434-37109-7
定価:\1600+税
作品概要
心霊スポットとして恐れられ、誰も足を踏み入れない禁断の森「富郷樹海(ふごうじゅかい)」。 その奥深く、G-earth(ジーアース)によって存在が確認された、謎の巨大屋敷。
心理学者である沖田公仁は、"破格の報酬"と引き換えに、専門外である屋敷の調査を引き受ける。だがそこは、不可解な現象が渦巻く、稲野辺(いなのべ)の一族の歴史に支配された場所だった。
一方、元警視庁捜査一課の探偵、大城祐希は、ある女性から、夫が植物状態になってしまった理由を調べてほしいという依頼を受け、調査に乗り出す。
交わるはずがなかった二つの調査は、やがて一族のおぞましい深淵へとたどり着くが……
「閉ざされた血脈」がもたらす呪いの連鎖を断ち切ることはできるのか? 一族の秘密とは? 息を呑む、ジャパニーズ・オカルトミステリー、開幕。
目次
第1話 破格の依頼
第2話 独立国の屋敷
第3話 遺体出現
第4話 時空が歪む?
第5話 稲野邉の力
第6話 メモの謎解き
第7話 地下室に?
第8話 呪いの主
第9話 おぞましい歴史
第10話 祈ることだけ
第11話 最後のピース
著者紹介
白崎秀仁(しろさき ひでと)
物語執筆歴10年。
プラットフォーム「note」にて、サブスク「Story lab」を運用。
ジャンル問わず、複数の物語を提供中。
Story lab
https://note.com/hideto_shirosaki
