
ISBN:978-4-434-36556-0
定価:\1500+税
作品概要
短歌と写真と戯曲がこの一冊に!奈良町の登録有形文化財で上演された、各部屋を出演者と観客が移動しながら進む演劇「花しまい」(作・小野小町 演出・外輪能隆)」の写真から詠まれた短歌と上演戯曲を掲載。大正生まれの町家で大正時代の姉妹の物語が繰り広げられる。併せて、モノクロのファンタジックな町家空間の写真&短歌の世界「夏嗄れ」も掲載。 「歌人でもある作者が書く台詞は、詩のリズムと気分をもつ。何気ない日常風景に「時を超えるイフ」をかぶせ、大正が現在に生きてくる軽快な演出も優れている。」(神澤和明・演劇評論家)
著者紹介
小野小町 おの・こまち
劇作家・歌人・施設運営ディレクター
小町座主宰 ワーズウィングス代表
奈良町くりえいと共同代表
奈良町にぎわいの家 ならまち格子の家 奈良市音声館 統括ディレクター(2025年現在)
なお、小野小町は旧姓の本名。短歌は、おの・こまち名義で活動。歌集に『ラビッツ・ムーン』(ながらみ書房)
