ISBN:978-4-910205-33-5
定価:\1600+税

作品概要

特段、他人に語れるようなことのないサラリーマン生活を終え、年金生活に入った矢先のがんの発覚。そして余命を告げられ、その期日を過ぎてもなお生きている。
正直、明日をも知れない日々ではあるが、ならば、死を意識した感性の高まりをエッセイに具現し、命のある限り綴ろうと発起した。そして日々、奇跡の時空に生きる自分に気づく。
百篇余からなるテーマの一つ一つに感性を全集中し、著者自らの恥部をも赤裸々に綴っている。少しでも気の利いた話があれば幸いである。
テーマ抜粋
(見納めの目)(諦観で達観)(髪の毛が・・・)(新型コロナウィルスの拡大)(看護師)(尻が痒い)(恐竜もがんになる)(肝胆膵の怪)(生命力グラフ)(誤診、名医)(起死回生)(希少がん、難治がん)(健康寿命)(哲学と宗教)(琴線)(純粋経験)(不便があるから便利)

著者紹介

1949年福岡県に生まれる。高等専門学校卒業後、大手電機製造会社(当時)に入社、生産技術、情報処理分野を担当。のち、運輸会社に転じ、2017年に退職。2018年にがんが見つかり、2019年に余命を告げられて現在、抗がん剤療法に専念。2002年、金融関連実用書を出版。