ISBN:978-4-910692-20-3
定価:\1600+税

作品概要

終戦直前の空爆によって完全な焦土と化した岐阜市内。焼け跡のバラック小屋の中で父が旅立った後、病弱な祖父母と四人の子供を抱えて懸命に働き続けた母の姿を見ながら私は育った。幼少期からの思い出の全てが近くを流れる清流長良川に結びついている。

著者紹介

岡﨑 彬(おかざき あきら)
1940年岐阜県生まれ
中外製薬で取締役専務執行役員等を歴任。関西学院大学客員教授。アポロ・トレーディング株式会社代表取締役、国際戦略経営研究学会理事等もこなす。
「患者さん第一」との考え方を全製造現場に浸透させ、多くの人たちと力を合わせ企業のデフェンスラインを構築してきた。退職後は大学の客員教授として若い人たちに接し「地球社会での企業とヒトの生き方」を語り続ける中で、地球温暖化による異常気象にも深い憂慮を抱き、地球のエコシステム保護に意を注いできている。