ISBN:978-4-434-37383-1
定価:\1600+税

作品概要

ステージ3の肺腺癌、2度の脳転移、原因不詳の精神疾患を経て、還暦を迎えた著者がいま思うこと―
がんを患い、アナザー・ワールドを彷徨い、それでもまだ人生は楽しく生きられる。
何故自分が?と答えのない不毛な自問を繰り返していた私が、いつしか「自分だけではないんだ」と思えるようになった。それがどれだけ心の糧となったことか。
だから私は、この本を書くことを決めた。私と同じような病気を患い、自身の置かれた境遇に悩み、不安に苛まれ、気持ちを楽に持つための手がかりのようなものを求めてこの本を手に取ってくださる方がおられるかもしれない。そういう方にとって、私の身の上話が少しでもポジティブな刺激になって、病気と闘いながら、あるいは病気と共存しながら、有意義に、できるだけ楽しく生きる方法を考えるきっかけとなれたなら、とてもうれしい。

著者紹介

三友紡(みともつむぐ)
昭和40年、東京都板橋区に生まれ。複雑な家庭環境で幼少期を過ごし、都立高校を2年で中退。夜の歌舞伎町ほか歓楽街でアルバイト生活を送る。
18歳で定職に就き、26歳の時に独学で高校卒業資格(当時の「大学入学資格検定試験」)に合格。40歳で起業。52歳で肺腺癌に罹患。開胸手術で癌を取り除くも、その2か月後に1か所、さらに2年後に10か所ほどの脳転移が発覚。ガンマナイフによる治療が功を奏し、その後の転移は生じていない。
58歳(2025年)の夏、突然原因不詳の精神疾患に見舞われ、幻覚・幻聴・徘徊を経験する。アナザー・ワールドを彷徨うも、約半年間の投薬を経て「帰還」。現在は抗がん剤(分子標的薬)による治療を続けながら、健常者とほぼ変わらない日常生活を取り戻している。