ISBN:978-4-434-36555-3
定価:\1600+税

作品概要

東京の広告業界でコピーライターとして20 年過ごした著者が、2019年地域おこし協力隊
として岐阜県の東白川村へ移住。地域おこし協力隊を卒業した2022年から、茶業のことを中心に、東白川村での日常を記した本作。
季刊誌『美しい村連合』へ連載した原稿を、一冊にまとめました。
著者は東白川村の名産品である美濃白川茶と出会い、日本茶インストラクター資格を取得。そして、「本と合うお茶」という考えでお茶のブランドGifuto(ギフト)を立ち上げ、日本茶ブックカフェをオープン。今は、店を営業しつつ、地元の茶農家さんを手伝い、古物商の資格を取って古本を扱い、労働者協同組合を作り、ライターとしての活動もしながら、拾った野良猫と過ごす日々です。
東京という都会では出会えない、自然や人の考え方。広告業界に代表される、資本主義の行き詰まり。人口減少や高齢化による、地域の、ひいては世界の課題。茶業や農業を通じて考える、これからの生き方。それらに直面した著者が感じた、様々な思いが詰まった一冊です。
地方移住に興味がある方。都会に疲れた方。
田舎にコンプレックスを抱いている方。お金ばかりの世界に嫌気がさしている方。
お茶が好きな方。古いものに興味がある方。
本が好きな方。猫が好きな方。
そんな方々はもちろん、それ以外の方々にも、読んでいただければうれしいです。

著者紹介

野村 啓 のむら けい
1976年生まれ、千葉県出身。広告会社勤務後、2020年東白川村の地域おこし協力隊に着任。2022年6月、村に“本と合うお茶”をコンセプトにしたオリジナル商品と、古本を扱うブックカフェをオープン。日本茶インストラクター、古物商。表紙は飼っている猫の雨。
ECサイト https://gifuto.base.shop