ISBN:978-4-911355-18-3
定価:\1500+税

作品概要

盛岡八幡宮の表参道にあった老舗料亭「小原家(おばらや)」。
明治から続いたその場所は、芸者が行き交い、人々の出会いと別れを見届けた花街の中心でした。
本書は、その小原家に生まれ育った著者が、料亭の記憶と花街文化の息づかいを綴ったエッセイです。
華やかな宴の裏にある人情、家族の物語、そして失われゆく花街の風景を、臨場感豊かに描き出します。
芸者や花街の歴史に関心のある方、地域の文化や昭和の暮らしを知りたい方におすすめの一冊です。

著者紹介

小原玲子 (おばられいこ)
盛岡市出身。岩手県立盛岡第三高卒。跡見学園女子短期大国文科卒。Santa Monica college演劇科(演技・演出)受講。フラメンコ舞踊「アレグリア フラメンコ」主宰。イオンカルチャーセンター講師、主に千葉県内でフラメンコクラスを開講。娘二人の母。花街の芸者や遊女に隠れキリシタン信仰者が多いのに興味を持ち、その動機などを研究。
アレグリア フラメンコ(千葉)
https://www.alegria-flamenco.jp