ISBN:978-4-911093-99-3
定価:\1500+税

作品概要

信長が自刃した本能寺から二条御新造へと移動してからも、信長の御恩を忘れずに信忠のために明智軍と戦った弥助は、アフリカ出身の黒人初の侍だった。
弥助のその後と、通説とは少し異なる『本能寺の変』の舞台裏が描かれた物語。
〇光秀が『本能寺の変』を起こした理由
〇光秀の出自
〇明智光慶の出自
〇事前に光秀の謀反の計画を知らされていた人物の存在
〇信長が家康らを安土城に招いた本当の理由
〇信長は本能寺に少人数で泊まった理由
〇信忠が堺に行かずに、都に留まった理由
〇信長の首が見つからなかった理由
〇信長がヴァリニャーノを特別に歓待し、ローマ教皇へのプレゼント『安土城図屛風』を手渡した理由
〇ヴァリニャーノが『天正遣欧使節』を考案した理由。
〇『中国大返し』が成功した理由

著者紹介

右枝之晶士(うえの・まさし)
1960年岐阜県大垣市生まれ。
南山大学文学部教育学科卒業。
元中学校教諭。
現在、名古屋市トワイライトスクール専門員、河合塾Wings非常勤講師に従事しつつ、自作のシェイクスピア名言かるた『沙翁百人一句』を用いた啓蒙活動に勤しむ。