ISBN:978-4-911093-70-2
定価:\1600+税

作品概要

信濃侵攻をめざす武田信玄と、その支配下に飲み込まれる下伊那。戦国の世の価値観をめぐり選択を迫られる中、南信州で唯一抵抗した知久頼元の攻防と、その子・頼氏の再興までの戦い。そして阿島での知久氏再興までを描く。(本作品は南信州新聞で2021年6月から2023年5月まで連載)

著者紹介

夢酔藤山(むすいとうざん)
2000年「奇本太閤記」で第73回コスモス文学新人賞長編小説部門新人賞を受賞。以後、文筆へ。
「頼朝伝(つむぎ書房)」「千人同心がゆく上巻(西多摩新聞社)」の刊行を、はじめ電子書籍「新選組婉曲録」「やじより-松尾多勢子異聞-」(インタープレイブックス)を配信。また単行本・電子書籍とも楽しめる「Ambitious渋沢栄一・青春譜」(つむぎ書房/ディスカヴァー・トゥエンティワン)も発表している。「満洲-ここはお国を-(南信州新聞)」「真潮の河(房州日日新聞)」「千人同心がゆく(西多摩新聞※令和薫名義)」を連載。NOVLEDAYS・アルファポリスでも作品が楽しめる。故遠山あき氏に縁深い文芸同人槇の会に所属。歴史研究会東京支部会員(H30年歴史大賞功労賞受賞)。

本作題字を手掛けたのは、齋藤龍川氏(南信書道会会長)である。